Day 002
イギリスで目覚める朝。2日目。
全く日本語の聞こえない朝
朝4時ごろから目が覚めて、5時には起きていた。
お風呂は昨日入ったし面倒なので、入らずに、
届いていたCOVIDの Self test kit の説明書を辞書を引きながら読んでいた。
ホストマザーの娘さんが3週間前にテストをしたらしく、手伝いに来てくれるとのこと。
それまでは適当に、すぐ必要になりそうな例文などをメモとしてストックしておくことにした。
朝早く出かけて行ったホストファーザーは学校からの資料によれば factory worker と書いてあったが、
すぐに帰ってきたので聞いてみたら、どうも3年前にもうリタイアしたとのこと。
「ずいぶん前に書いた資料だからね」と。適当か。
留守番
二人は買い出しに出るということなので、お留守番をしていた。
その間何度も何度も電話が鳴り「まさか検疫官??」と焦ったが、
「passenger locator form」には携帯の番号しか書いていないので、出ないことにした。
ケンブリッジの水はかなりの硬水なので、軟水が欲しいことを伝えていたので
ボトルウォーターを買ってきてくれたけど、計算してみるとやっぱり215とか十分硬水なんだよなぁ…
セルフテスト
お昼を食べても娘さんはまだ来ない
ポストの最終集荷は16:15、その1時間前までには投函するようにって書いてるので、結局全部自分でやることにした。
どっちかっていうと、テストの手技よりも、感染制御のための情報収集のほうが大変だった。
テストキットの番号だけ登録するのかと思ったら、
過去の14日の渡航歴や、年齢、生物学上の性別、人種、ワクチンの接種の有無(接種日)、過去のテストの陽性歴、接触歴、抗体検査の有無とかそんな感じのアンケートがひたすら続いた。
全部英語なので全然わからん…
手技自体は簡単で、
痰を出して鼻かんでから、消毒、綿棒で扁桃腺を4回転、鼻の中に突っ込んで10回転。
下手すぎてめっちゃくしゃみ出た。
それ以外の顔とか歯に触れないようにして、採取した検体付きの綿棒を培養液的なシリンジにぶち込んで、線のところで折ってふたをする。
あとは包んで送るだけ。
ポストの投函のみ外出が許可されているが、ポストの場所を伝えたらホストファーザーが出してきてくれた。
使う前からHDD故障、データ紛失
そのあと、ちょっとPCで遊ぼうと思って起動したが、
日本から持ってきた外付けのHDDが壊れてるっぽくて全く認識しない。
多分端子の接触不良だと思う。
こっちで見れないのでかなりの容量の動画を入れてきたのだが、これが見れないとはなんと悲しき。
渡英2日目からドライバーもなしに外付けHDD解体し始める奴なんて私ぐらいでは?相端子ではなくケーブル側がダメ、というパターンに賭けて、明日Amazonとかで買い物していいか聞いてみよう。
検疫官からの電話
その解体の最中に直後に男性検疫官から電話。
誰だかわかんないけど、一応Helloと出て名を名乗る。
マジで何言ってるか全然わからないので。
I can not speak English !
ってはっきり言ったら
Don't worry , we have translater speaker . What language ? 的なことを言われたので
Japanese, please.
というと、OKって言ってから保留音が2分ほど続き、カタコトの日本語で「こんにちは」と女性の通訳の声が聞こえた。
てっきり日本語が話せる検疫官が出てくるのかと思ったが、
検疫官 - 通訳 間も電話のようだった。
通訳の日本語もたどたどしいが、まぁしかたない。
「録音していますがいいですか?」
「なんちゃらガイドラインに同意しますか?」
「10日の自己隔離を理解していますか?今どこにいますか?いないと罰金ですよ」
「2日目のテストが陽性だったら、8日目はやらなくていい、家に行くかも」
「情報はほかの行政機関に共有するからね」
「どこの機関の検査?」
とかそんな感じ。明日もかかってくるのかな?
頼むから同じ番号からかけてきてくれな、って思いながらかかってきた番号を登録した。
日記をつけ始める
そして、いろいろあったことを忘れないようにとりあえず日記を書こうとブログを始めることにしたけども、
海外からのアクセスのせいなのか開設には審査が必要とか言われて、とりあえずメモ帳に打ち始めることにした。
初日の出来事が濃すぎてまじで2時間かけてもまだ書き終わらない。
さあ明日は何が起こるのか、生きていけるんか??